引用元:ソニーミュージックオフィシャルサイト/Dolly Parton Official Instagram
2026年も残すところ2ヵ月あまり。1年を振り返るには少し早い気もしますが、今年も多くの著名人が世を去りました。その中に個人的に思い入れがあり、なおかつゲイアイコンとして知られる2人の歌姫がいます。7月に亡くなったボニー・タイラーと8月に亡くなったドリー・パートンです。今回はこの2人について書きたいと思います。
1983年の大ヒット曲「愛のかげり」
イギリス出身の歌手ボニー・タイラーの「愛のかげり(Total Eclipse Of The Heart)」が全米チャート1位に輝いたのは1983年秋でした。ちょうど私が洋楽を聴き始めた時期と重なるせいか、1983年~84年あたりのヒット曲にはかなり思い入れがあります。中でも「愛のかげり」は“オールタイム・フェイバリット”と呼べるほど好きで、この曲が収録されているアルバムをそれこそレコード(年齢がバレる・・・)がすり減るほど聴いたものです。6分を超えるドラマチックな大バラードで、のちにドラァグクイーンの定番ネタになりました。以前レビューで取り上げた映画「ステージ・マザー」でも印象的に使われていましたね。麻倉未稀のカバーで知られる「ヒーロー(Holding Out For A Hero)」とともにゲイアンセムとなっているそうです。
代表曲がゲイに愛されているだけでなく、ボニーは自身の家族に性的マイノリティーがいることを明かし(*1)、LGBTQ+コミュニティーへの支持を表明しました。LGBTQ+ニュースサイト「ADVOCATE」の編集者ジョン・ケイシーは「彼女の声は何十年にもわたり私やゲイ男性の人生のサウンドトラックだった」とその死を悼んでいます。(*2)
人気リアリティーショー「ル・ポールのドラァグ・レース」でも出場者が「愛のかげり」に乗せてリップシンク対決をしています。この曲がいかに愛されているか分かります。ぜひご覧ください。
Juicy Love Dion & Kenya Pleaser’s Lip Sync (RuPaul’s Drag Race Official YouTube Channel)
ボニー・タイラーが亡くなった・・・ 私にとってそれは単なるニュースではなく、多感だった青春時代の終わりを告げるかのような響きを持っているのです。
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