【速報】同性婚訴訟 高裁で初の「合憲」判決。当事者は怒り 東京地裁で

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 同性婚を認めないのは憲法14条などに反するとした、「同性婚訴訟」の東京第二次訴訟、高裁判決が28日、東京高裁でありました。判決は、高裁判決では初の「合憲」。東京高裁前で記者団の質問に答えた原告団には怒りと落胆が広がり、集まった100人以上の支援者は「諦めないぞ!」と声を上げました。(随時更新します14:02)

「これまで積み上げたものを踏まえた判決になっていない」
「東京高裁の裁判官は、私たちが届けた言葉を聞いてくれたのか」

 街路樹の銀杏の木が黄色く紅葉した東京高裁前は重い空気に包まれました。

 11:30分、原告の記者会見が予定される高裁前には「合憲判決が出たらしい」との情報が入りました。しばらくして、高裁前に原告団が厳しい表情で現れました。「不当判決 婚姻の平等を認めず」の横断幕が掲げられ、会見が始まりました。

 担当弁護士からは「社会的な事実に反し、論理的にも破綻した極めて不当な判決と言わざるを得ません」との発言がありました。続けて原告らは「今まで以上に多くの人が集まったが悪夢の判決。理論が破綻している」「事実に基づかない支離滅裂なものだ。怒りに震える」「私たちは結婚して幸せになりたいだけ。私たちは『結婚に値しない人間なのか?』と問うてきたがこれが裁判所の答えだ。怒りに震える」などとコメントしました。

(原告らは14:30から日比谷図書館で記者会見を開く予定。その模様も報告します。)

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