島根県松江市で「島根レインボーパレード」開催!200人以上が参加

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2023年11月25日、島根でレインボーパレード初開催!

11月25日、午後2時から島根レインボーパレードが開催されました。今回が初のレインボーパレードということで、実行委員会やボランティアの皆さん、そして実際にパレードに参加した皆さんが約10℃という寒空の下、集合場所の松江テレサ(松江駅すぐ)からゴールの松江城までの約2.3kmを約1時間かけて練り歩きました。

たくさんの笑顔、爽やかな秋晴れの中を歩く参加者達

初開催となる島根レインボーのパレードフラッグ

200名を超える参加者が街中を練り歩きました

実行委員のドリーさんのハッピーな笑顔

当パレードの開催目的は???

「地域社会に対し、身近にLGBTが存在することを広く知らせること・孤立化するLGBTに対し、仲間の姿を見せることで孤独感を癒すこと・LGBTが存在することを前提とする社会制度の構築、多様性を認め合い個性を尊重する豊かな社会の実現すること」との記載があります。公式サイトはこちらから。松江市在住の参加者〈40代男性〉は「松江市にこんなにも大勢の当事者やアライがいるとは思わなかった。本当にいい意味でショックを受けた。実行委員会の皆さんに感謝しかない。」と語ってくれました。

松江市長もオープニングセレモニーで応援メッセージを紹介

上定昭仁(うえさだあきひと)松江市長「2018年の秋、ニューヨークに行きました。(マンハッタンで)大渋滞があり、なにかと思うと、レインボーパレードが行われていました。そんなパレードがここ、松江で開催されようとしていて、嬉しく思います。」と語り、2023年10月1日でも松江市にパートナシーップ宣誓制度が導入されたことを紹介すると、会場からは大きな拍手に包まれました。市長は続けて、「アメリカでは、SDGsに代わりダイバーシティ&インクリュージョン(多様性と受容性)と言われている。明治時代の文豪で小泉八雲が松江で1年3ヶ月過ごしました。小泉八雲が当時から”オープンマインド”と言っていた街が、ここ松江です。みんなで多様性と受容性をもってこの街の歩みが進んでいくように一緒に頑張っていきましょう!」と挨拶をしました。

挨拶をする上定(うえさだ)松江市長

なぜ今日、「11月25日」の開催なのかを聞いてみました

2023年11月22日〜29日までが、出雲大社に全国の神々が集まる神在祭期間であるためということでした。(旧暦10月”神奈月”は、島根県では”神在月”と呼ばれます。全国、八百万の神が出雲大社に集うと言われています。*諸説あり)確かに松江市や出雲市など、どこのホテルも満員御礼。全国から神様だけでなく、たくさんの人も集まる期間なのですね。飛行機も満席満席・・・。どうしてこんなに混んでいるのかと不思議に思っていましたが、これは納得!筆者は昨年、出雲大社にお参りに行ってきたので、今年はパレードの取材と、美味しい郷土料理を楽しむことにしました。

パレード後のドリーさんのコメントをご紹介

記者)パレードを終えて率直なお気持ちは?

ドリーさん)本当に感無量。こんなに応援してもらえるイベントになるとは思ってなかった。

記者)歩きながらどのようなことを考えていたか?

ドリーさん)少し前まで私は(自分のセクシュアリティを)隠していたし、生きづらさも抱えていた。多くの仲間と歩けて夢のような時間だった。

記者)オープニングセレモニーの時、感極まっていたように見えたが、やはり特別な思いがあったのか?

ドリーさん)自分自身、島根ではなく都会に出たほうが生きやすいのではないかと思ったこともあったが、まさかここ島根に全国各地からこんなにも多くの人に参加してもらえるとは思ってなかったので、(参加してくれた)皆さんのメッセージを聞くと、やはり感極まるものがあったと思う。

ゴールの松江城へ向かう参加者の皆さん

パレード後は松江城近くの県民会館へ。その後、懇親会なども

筆者は飛行機の時間の関係上、懇親会には参加できませんでしたが、県民会館2階のマルシェ会場では、島根県立大学浜田キャンパスの大学生による「たけてん」による果実を食べながら飲むジュースや、市内馬潟町の仁多米米粉シフォン専門店”atelienne(あとりえんね)”による地元食材を使用した美味しいシフォンケーキなどをいただきました。会場では10のブースがそれぞれの自慢の商品を展示販売、会場は常にたくさんの人で大賑わいでした。

地元の議員ら参加。島根県ではパートナーシップ制度が先月10月から始まったばかり!

島根県議会からは、はくいし恵子県議会議員、角智子県議会議員はじめ、自治体議員も参加。島根県では10月1日からパートナーシップ宣誓制度が開始されました。「多様な性を認め合い性的少数者の方々が自分らしく生きることのできる環境をつくるため」と県のウェブサイトに記載されています。

ドーーン!!国宝・松江城だ!!!

松江城をバックに恒例の記念撮影!

実行委員(含スタッフ)は40名超え!!

今回、初開催となった島根レインボーパレード、なんと実行委員会やボランティアの皆さんは総勢40名を超えるとのこと!!筆者は全国様々なプライドパレードに参加していますが、東京など以外の都市でこんなにも多くのスタッフの皆さんが参加し、作り上げていくパレードは極めて珍しいと感じました。地域の皆さんが、想いをひとつにして作ったパレードだからこそ、こんなにも多くの方が参加し、楽しむことができたのだと実感しました。改めて、実行委員会の皆さん、パレードに参加した皆さん、全ての皆さんに、心から感謝と、敬意を表したいと思います。お疲れ様でした!!(編集部)

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